からたちの花 ピアノソロ版

5月7日のアラムニーコンサートで「からたちの花」を弾くことになった。山田耕筰自身の編曲による「からたちの花」ピアノソロ版。以前、コンサートで聴いたことがあったけれど、自分が弾くことになるとは思わなかった。リスト風の華やかなアルペジオが多用されていて、お客様には喜ばれそうだけれど、歌曲の「からたちの花」の静謐な美しさとはかなりイメージが違うような気がする。原曲の雰囲気を壊さずにピアニスティックな華やかさも加えたいところだが、なかなか難しい。
楽譜には1928年4月12日Tokyo-Shimbashiと書かれているが、山田耕筰はどんな想いでこのピアノ版を書いたのだろうか?